ミルク作りには
- ウォーターサーバー
- ポット
- ケトル
- 水筒
どれがいいんだろう?
こんな疑問に答えます。
費用面・時短・メンテナンスなどでおすすめのものが変わってきます。
この記事では、赤ちゃんのミルクを作る目線でどれがおすすめかを説明しています。
最後まで読むと、自分にはどれがおすすめなのかが分かります。
結論:時短・手間を省く:ウォーターサーバー、費用を安く抑える:ポット・ケトル・水筒
ミルク作りを
- とにかく楽にしたい方はウォーターサーバー
- 費用を安く抑えたい方はポット・ケトル・水筒
がおすすめです。
ウォーターサーバーはレンタル料やお水代でポットなどより費用がかかります。
ですが、ミルク作りの準備を楽にしたい方におすすめです。
ポット・ケトル・水筒は手間がウォーターサーバーよりかかりますが、費用が安いです。
他には、
- 完全ミルク・混合の方は、ウォーターサーバー
- 母乳の方は、ポット・ケトル・水筒
がおすすめです。
【簡単そうに見えて実は…】ミルク育児ですることはたくさんある
ミルク育児は簡単そうに見えてすること・気を付けることが、実はたくさんあります。
- お湯・湯冷ましを用意する
- 粉ミルクを70℃以上のお湯で溶かす
- 流水や湯冷ましで温度調整をする
- ミルクを飲ませる
- ミルク後にげっぷなどをさせる
- 寝かしつけ
- 哺乳瓶を洗う
- 哺乳瓶の消毒、乾燥
このうち、お湯や湯冷ましを用意する部分を
- どれだけ楽にしたいか
- 費用をどのくらいかけられるか
で選択肢が変わってきます。
以下、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
ウォーターサーバーでミルク作りをする場合
メリット
- お湯を作らなくていい
- 湯冷ましを作らなくていい
- 片手でミルクが作れる
- メンテナンスが楽
- 離乳食作りにも使える
- 子どもの水を飲む習慣につながる
お湯を作らなくていい
ミルクを殺菌するために必ず70℃以上のお湯が必要です。
ウォーターサーバーのお湯は70℃以上になっているものが多く、ボトルやお水の入れ替えをすれば自動的にお湯ができます。
湯冷ましを作らなくていい
ウォーターサーバーの冷水が湯冷ましに使えるので、湯冷ましを用意する必要がありません。
湯冷ましは一度お水を沸騰させて、フタのある保存容器にいれて36℃程度まで冷したものです。
その後は冷蔵庫などで24時間以内に使い切る必要があります。
片手でミルクが作れる
ロックの解除は必要ですが、片手で作ろうと思えばミルクの調乳はできます。
赤ちゃんをあやしながら作ることができます。
メンテナンスが楽
お水がボトルで送られてくる宅配型のウォーターサーバーの場合、ボトルは使い切り型なのでボトル内の掃除は必要ありません。
給水口や本体のお手入れは必要ですが、簡単です。
サーバー内部も特殊加工でカビができにくい構造になっているものもあり水カビの心配が少ないです。
離乳食作りにも使える
離乳食作りにもウォーターサーバーは役立ちます。
離乳食のおうどんやとろみをつける際のお湯として使えます。
子どもの水を飲む習慣につながる
おいしいお水なので子どもが自分でお水を飲むようになります。
3歳のわが子は自分でウォーターサーバーのところに行き、お水を飲んでいます。
デメリット
- 費用がかかる
- 契約期間がある
費用がかかる
ポットなどに比べて費用がかかります。
例えばプレミアムウォーターのもっとPREMIUMプランの場合、
- お水代:3,974円
- 電気代:約630円
などで月4,700円ほどはかかります。
契約期間がある
ウォーターサーバーには最低契約期間を設けているところが多いです。
この契約期間内に解約すると解約手数料が発生します。
ただ、契約期間はありますがミルク作り以外にもウォーターサーバーは活用できます。
ポットやケトル、水筒でミルク作りをする場合
メリット
- 安い
ポットなどは購入費や電気代はかかるものの、水代は水道を使えばそこまでかかりません。
日本の水道水は「軟水」ですので赤ちゃんにも問題なく使えます。
費用の比較
今回比較する商品は、
- ポット:象印「VE電気まほうびん CV-GC22 TL(ライトブラウン)2.2L」
- ケトル:ティファール「ジャスティン プラス 1.2L」
- 水筒:サーモス「真空断熱ケータイマグ JNL-S500 スノーホワイト(SN-WH)500ml」
です。
- 完全ミルクでよく飲む時期は1日1000mlほど飲む子もいる
- ポットなどの残り湯は必ず毎日捨てる
ことなどを考え、適切な容量の商品で比較しました。
ポット | ケトル | 水筒 | |
購入費 | 17,380円 | 5,500円 | 3,630円 |
電気代(月) | 約608円(2.2L) ※湯沸かし:2回/日 | 約97.8円(1L) ※湯沸かし:1回/日 | 約100円(1L) ※やかんで湯沸かし:1回/日 |
水代 | 水道水の場合は水道代のみ ピジョン「ピュアウォーター」の場合は4,500円ほど (2Lを2日で使い切る場合:1か月に15本必要で計算) |
容量や湯沸かし頻度で電気代は変わってくるので一概に比較はできませんが、
購入費も含めて考えると「水筒」がやはり一番安いですね。
デメリット
- お湯を沸かす、湯冷ましを作る手間・時間がかかる
- お手入れが必要
- 両手がうまる
お湯を沸かす、湯冷ましを作るなどの手間・時間がかかる
お湯を沸かしたり、適温な湯冷ましを作るのは結構手間です。
ミルク後のげっぷや、哺乳瓶の消毒などすることはたくさんある中でしていると
焦っていまいミルクがうまく作れなかったり、時間に余裕が持てなくなります。
お手入れが必要
毎日残り湯は捨てて変えなければ不衛生なので、お手入れが必須です。
水垢やカビが発生しないよう毎日の掃除が必要になります。
両手がうまる
哺乳瓶を片手に持ち、ポットなどをもう片方の手で操作するので両手がうまります。
赤ちゃんをあやしながら作るのは難しいです。
【ポイントは】手間・時間VS費用
費用をかけてでも、ミルク作りの手間を省きたいかどうかです。
新生児期は3時間ごとのミルク
新生児期は3時間ごとにミルクを欲しがる子が多いです。
3時間ごとにミルクの場合、
- ミルクの用意
- ミルクを飲ませる
- 赤ちゃんにげっぷをさせる
- 寝かしつける
- 哺乳瓶の後片付け
を3時間ごとにしなければなりません。
すべて終わればあっという間に次のミルクの時間が始まります。
特に新生児期は寝れるときに寝るべきです
時短できるものは活用した方がいいですよ!
完全ミルクで育てた私の感想
私は2人の子どもを完全ミルクで育てました。
- 全く母乳が出なかった
- 搾乳しても飲んでくれなかった
という理由から完ミでした。
そこでウォーターサーバーを導入したのですが、ストレスが減りかなり楽に。
- お湯を沸かさなくていい
- お湯の減りを気にしなくていい
- お湯がなくなって沸かすまで時間がかかる焦りがない
- 湯冷ましを用意する必要がない
- お湯を水筒に入れてフタをいちいち開けたりしなくていい
- ロックを外せば片手でお湯を哺乳瓶に入れられる(=片手が空く)
- チャイルドロックがしっかりしている(=火傷の心配が減る)
などなど・・・ミルク作りのこまごまとした手間や心配事が減りました。
ミルクの場合は消毒や乾燥など後片付けもかなりめんどうです。
育児は考えることがたくさん。
少しでも楽にしたかったのです。
ウォーターサーバーを安く使う方法
ただ、どうしても費用と契約期間は気になるパパ・ママは多いと思います。
その場合は、「宅配型のウォーターサーバーで水のスキップ機能があるものを使う」ようにしましょう。
ミルク全盛期はお水がいりますが、それ以外の期間はそこまでなくても事足ります。
例えば、プレミアムウォーターの場合、お水の配送を2か月に1回の間隔にすることができます。
月に2,000円ほどで利用できる計算になります。
宅配型のお水は賞味期限も6か月あるものが多いので大丈夫!
ちなみに、浄水型は毎月レンタル料が必要なのでスキップ機能などはないものが多いです。
【まとめ】手間・時間を省くならウォーターサーバー!
ミルク作りはすることがたくさんあります。
少しでも手間・時間を省くのなら「ウォーターサーバー」がおすすめです。
完全ミルク・混合育児の方は特にウォーターサーバーが大活躍します。
ミルクの期間だけの少しの費用と思って、パパ・ママが楽をする方法として使うことをぜひおすすめします。
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